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2020.03.01

キシリトールとフッ化物

虫歯予防の効果があるものとしてキシリトールとフッ化物の活用があります。
この2つのものについて考えてみたいと思います。
虫歯の始まりはエナメル質の表面についたプラークでした。このプラークは歯垢とも言われますが、ミュータンス菌が作り出すものです。これをミュータンス菌の出すウンチと例えてみましょう。ミュータンス菌は砂糖を食べてウンチ(歯垢)やオシッコ(酸)を出します。
実はキシリトールは糖であるのですが、ミュータンス菌が食べても消化できずに下痢をするようになります。下痢ばかりが続くとミュータンス菌が死んでしまいます。そのために虫歯予防の効果があります。
また生えたての歯は非常に弱くできています。例えるなら筍、タケノコは生えた直後には食べることができるくらい軟らかいです。しかし、竹になると硬くなります。歯も同じように生えた時には軟らかく虫歯になりやすいです。しかし、だんだん硬くなり、虫歯になりにくくなります。
これは流したてのコンクリートのようなものです。遠くから見ると固いかどうかわかりませんが、足で踏むと穴が空きます。生えたての歯も同様に硬く見えますが、実は流したてのコンクリートのように軟らかいです。
フッ化物はこのセメントの硬化剤のようなものです。軟らかい歯に繰り返し塗ったり、フッ素洗口、イオン導入法などで取り込ませることで硬く丈夫な歯にすることができます。
定期的に来院し、クリーニングとともにフッ素を塗ることが虫歯予防には非常に効果的だと言えます。

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参考文献
世界最強の歯科保健指導  岡崎好秀著  クインテッセンス出版 
「子供の虫歯予防は食生活が全て・・4人の子供に歯を磨かせなかった歯科医の話」黒沢誠人著

  • たかはし歯科クリニック
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